四国

千年単位の生命

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大三島の大山祇(おおやまずみ)神社には、
樹齢2千年とも3千年ともいわれる椎の木がいくつも立っている。

千年単位で生きるとはどんな感覚なのだろう。

昔読んだ「ゾウの時間、ネズミの時間」という本には、
生物の生涯心拍数はほぼ同じで、体重の重い大きな生き物ほど、
ゆっくりした心拍サイクルと時間の中で生きており、長寿である、
というような説がうたわれていた。

動物ではないが、長寿がゆっくりした時間の結果だとすれば、
2000年以上も生きている椎の木が感じる時間は
どれほど遅いのかわからないくらいになっているはずだ。

感情の変化などにも時間がかかりすぎて、
短命な人間はこれに気づく前に世代が代わってしまい
そういうことが発見されないままなのかもしれない。

人間の一生など「ちらっと現れてぱっと消える」くらいの
小さな時間だろうなぁ。

せめて今が彼らの平穏な「瞬間」であることを願いたい。

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EOS 5DMarkⅡ+ EF70〜200mm f4L IS USM  f6.3 1/30sec ISO200
EOS 5DMarkⅡ+ EF70〜200mm f4L IS USM
  f11 1/40sec ISO200

 

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脳内麻薬物質の効果

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休む間もなく休む決意をしたはずなのだが
結局、今週は風邪でぼろぼろになっている。
昨日の晩から今日の昼まで寝込み、
午後出社したとたん至急至急至急!の仕事が
なぜか折り重なるようにやってきた。

予定外に仕上げが悪くてなかなかOKの納品が来ない某社。
予定外の即戻し校正を持ってくる某社。
そうこうしているうち、
貸し出し機材約100個ほどをチェックに某社担当さんが来る時間・・・。

えーと、同時に待ったなしの件が3つ、
午後5時のいま、目の前で重なってるんすけど。

人間、命に関わる重傷を負ったときは、脳内麻薬物質で
痛みを感じないというが、
緊急仕事がここまで重なると、ちょっとボーッとした、
いい気分になることがわかった。

まともにとらえると心が壊れますんで。ね。

きょうのミラクル体験(笑)。

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楽しかった夏休みも、もう終わり

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その後の四国では、愛媛に住む姉一家と合流するなど、
人並みに夏休みのようなことをして過ごした。

初めての高知は、予想していた以上にいい感じの南国で、
ひさびさの愛媛は、さらに行ってみたい場所が増えた気がする。

ゆっくり時間をとって訪れたはずの四国は
思っていたよりもずっと広くて、深いのでありました。

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見るものすべて緑色

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とにかく佐田岬の先端まで行きたかった。
単純でバカらしい気もするが、この欲求は生理的な衝動としか思えん。

で、車道が行き止まりになる一番奥の駐車場から浜を見下ろすと、
なんか変な気がする。いや何かが間違っているような。

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突端の灯台まで伸びる歩道を歩いて進み、途中の浜へ下りてみると、

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見渡す限りの砂も岩も全部、緑色だった。
目に入るものすべて緑。

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目がおかしくなったのかと思ったが、本当に緑色である。
そして緑色なだけでなぜそうなるのか理由はわからないが、
妙な感動と興奮と、異常な暑さで滝のように汗が落ちる。
おかげでカメラがびしょ濡れになった。

ハワイ島にグリーンサンドビーチという浜があって
まだ行ったことがないけど、たぶん同じ成分の地質なのだろうなぁ。
愛媛のハワイ、佐田岬へようこそ。どこじゃそりゃ。

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岬の巨人集団

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佐田岬に向かう。
とにかく岬の先端まで行ってみたい。
途中、ろくな食堂もなかったので道の駅で買った
じゃこ天とじゃこ天コロッケで空腹をなだめつつ、
とにかく向かった。

で、気づいた。
むやみやたらと風車が多いのだ。
伊方原発のほうが100倍有名なのでノーマークだったが、
風力発電もすごかったのである。
両方合わせてどれくらいの電力を供給しているかわからないが
エレキなみさき・佐田岬なのだ。

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岬全体では、計画中のものも含めて60基くらいあるらしい。
もう、うじゃうじゃ建ってるわけですよ。

シンプルな大自然の中、淡々としかも実直に
「フウォン、フウォン、フウォン、フウォン」と唸り声を上げて
回り続けるのを見ていると、ものすごくシュールな気持ちになる。
途中、キリが出ていたせいもあるだろうが、
昔のビデオアートを生映像で見ているような、変な感じだ。
予想もしなかった非日常である。

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巨牛激突!

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観客席の片隅に、なぜかこの闘牛場のミニチュアが放置されていた。
ある意味スケールの大きいマトリョーシカである。

宇和島に着くと同時に、気になっていた狂牛病、じゃなかった闘牛場へ。
宇和島の闘牛そのものは見たことがないが、
沖縄の闘牛と同様、ウシ同士が闘う闘牛らしい。
めずらしく立派な屋内闘牛場(宇和島では普通なのかもしれないが)である。

思えば旅先では闘犬だの闘牛だの、やけに気になってしまうほうだ。
どちらかというと、ことさら闘争心は控えめな方で
普段は相撲以外の格闘技にはほとんど興味がないのだが・・・・。

今回の旅先ににこれ以上、闘鶏場や闘猫場や
ハブとマングース対決場などあったら、
いくら時間があっても足りなかっただろうと思う。

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なめとこ

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四万十の支流を遡ったところに
「滑床渓谷」という場所があったので行ってみた。

なにせ名前が「滑床」なだけに、
そこらじゅうでつるつるぬるぬる滑ったりしそうな想像をしていたが、
実際はそうではなく(そりゃそうだ)、
渓流の底が滑らかになっている部分が多いのでそう名付けられたようだ。

上流へ行くと、若者や子供がプールの滑り台のように
岩肌を滑り落ちて遊んでいた。

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街にいるよりははるかに涼しい避暑地のようなところだが、
渓谷沿いにしばらく歩いて戻る頃にはさすがに暑くなったので、
食堂でアイスを買う。店の人が
「中で食べてくださいね。外で食べるとサルに持って行かれますから」
と、貴重なアドバイスをくれた。

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ロシアンルーレット国道

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それにしても四万十川周辺は、やたらと狭いくねくね道が多い。
タイミング悪く対向車が来ると、どちらかがバックして
広いところまで避難しないとすれ違えないような狭さだが
慣れた車はちょっとでも見通しがあると
60〜70キロで飛ばしている。
で、これについていくのがけっこう面白い。

しかし川から離れた某国道はそれどころではなかった。

左右は断崖絶壁、ガードレールは無し。

道幅は教習所のクランク並みの狭さ。

さらに普段は誰も通らないから日陰の路面には苔が生え、
急ブレーキを踏んだ日にゃあ、あっさり転落の危機がおとずれる。
で、これが延々20キロ近く続く。

しかもゆっくり走りすぎると対向車に出くわす確率が増えるので
じっとりアクセルを踏みつつ、でもオーバースピードにならないよう
全神経を緑色の路面に集中する。
罰ゲームかって。

唯一、出会った対向車は若者の軽自動車で、
彼はそこに来るまでにすっかり疲労困憊し、
こちらを発見した瞬間、
パニクって右端に(!)車を寄せうずくまっていた。

イライラ棒つきのロシアンルーレットみたいな国道である。

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カヌーは対向車がこないので安心なのだ。

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井上陽水と東儀秀樹が来る町

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3日目、午前中は泊まっている中村(四万十市)の町を散策。

町の中心と思われるアーケード街の脇に小高い山があり、
その頂上(といっても階段50段くらいか)に
一条神社という神社がある。
夕べは東儀秀樹がここでコンサートをやったらしい。
小さな境内に400人もの観客が集まり、
雨の中傘もささず聴いていたそうだ。
下界の商店街で行われていた
カラオケ大会の音は大丈夫だったのだろうか。
東儀秀樹は内心、怒り心頭だったりしなかっただろうか。

そういえば前夜食事した店の人が井上陽水の大ファンで、
レジ脇にサングラスを外した陽水との記念写真や、
本人から来たのお礼の手紙などが置いてあった。

高知に来たときは強引に(!?)お誘いしているらしく、
たぶん陽水も

「こぉんな時は、わりとお人好しのふりをして付き合うのも
なかなかぃいぃもんじゃないんでしょうかぁねぇ」

などとつぶやきながらやってくるのだろう。
ライブの打ち上げにも来たらしい。いやマジでおいしい店だったし。

あなどれないほど音楽づいている町・中村である。
ちなみにこの晩おこなわれた夏祭りのメインイベントが
ジャズのライブであった。

その後、四万十川に沿う道を上がる。
ところどころ沈下橋があり、
観光客や家族連れの水遊びでにぎわっていたが、
中でも映画のロケ地になったという橋が
わが家のお気に入りとなった。

ここは特に、地元の軽トラや消防団の車が
頻繁に行き来しているのを見かけたため、
正しく生活の道具として機能している印象を
勝手に持った、というだけなのだが。


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たたかう犬

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高知2日目は、まず桂浜へ。

酷暑の中、駐車場から浜へ行く前に
隣の闘犬センターの看板が目に入り、
デモの試合があるというのでつい見てしまう。

ちなみに闘犬の試合は撮影自由だったが
写真はネットでの発表不可、と説明があった。
もろもろの環境を考えると無理もない気がする。
いやー見ればわかる。
でもスペインの闘牛ほど残酷ではない。
・・・・と思う。

夏休みで子供連れが多かったのだが、
試合の後、観客達は闘犬の子犬を撫で放題の
「子犬ふれ合いコーナー」へと案内される・・・・って、
子供たちも頭の切り替えが大変なんじゃないか??

おかげでややブルーになったのち龍馬像を拝み
暑さでふらふらになりながら浜を歩いた。

それから西へ移動し、久礼という町の市場で昼食後、
物陰で涼むおばあちゃんとまったり会話。
いいんすよ、少々意味が通じなくてもグルーブ感を楽しめれば。

夕暮れ時には奇岩で有名な竜串の海岸へ行ったが、
雨が降り出したのでさっさと引き上げる。

午後は天気が崩れたが、
おかげで暑さが和らいで少々助かる一日なのであった。

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