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2012年6月

2002年5月6日

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先日、写真展で本橋成一さんにお会いしたことを思い出し、
久しぶりに「無限抱擁」という写真集を開いた。
チェルノブイリの近くにある村を撮影したものだ。

放射能まみれの村なのだが、
素朴な村人達と、土地の自然がひたすら温かく、美しく、
泣きそうになってしまうような写真集だ。

見返しに本橋さんのサインと日付があった。

「2002.5.6」。

ちょうど10年前だ。
恥ずかしいけどこの頃は、
「チェルノブイリもまだまだ大変だなぁ」くらいにしか
感じていなかったと思う。

そして10年後、日本の原発問題が
収束のあてもない状態になっていようとは想像もしなかった。

いつの間にこんな国になっていたんだろう。

EOS 5DMarkⅡ+ EF24-105mm f4L IS USM f16 1/80sec ISO200

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2012.6.9

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昼の間に写真展を6件まわり、
夜は久しぶりにFried Prideのライブに行く。

シークレットゲストで日野皓正が登場。
69歳だというのにトランペットから出てくる音はもちろんパワフルだし、
ふくらむ頬がディジー・ガレスピーそっくりで
相変わらず格好いい。

さすがだなーと思いつつ、自分がこの歳になった時、
たとえささやかにでも、何かを作ったり面白がったりできているかなと
ついつい考えてしまう。

考えてどうなるものでもないわけですが。

EOS 40D+ EFS17-55mm f2.8 IS USM f22 1/100sec ISO200

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2012.6.4 家の近所

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夕飯の帰り道、近所で撮ったら
アレハンドロ・チャスキエルベルグのような色味になったなぁと思い、
サイトで見返してみたら全然違っていた。

Power Shot G1 X f4 1/13sec ISO6400

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エッフェル塔ができた頃

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このところ安定して体調がすぐれず
なんとか墜落を避けて低空飛行に抑えているつもりだったのだが
気がついたらすでに不時着してしまっていた。

そんなわけで写真展まわりも写真を撮るのも中止して、
家でおとなしくしている作戦に切り替え。

ナショナルジオグラフィックとゲッティが共同で作った、
写真がとらえた歴史の瞬間なんちゃらという本を見ていたら、
パリでエッフェル塔ができていく過程を定点撮影したものがあった。

高層建築のないパリの街に、徐々にタワーが建っていく様子だ。

634mのスカイツリーが建ったのも大きな変化だが
それはすでに200m以上の建物が林立する東京に、である。
当時のエッフェル塔誕生には、それ以上のインパクトや
拒絶反応があったのだろう。123年前の話だ。

作家のモーパッサンは拒絶派で「塔を見なくてすむ」という理由で
エッフェル塔の一階にあるレストランに通ったという。
もはや好きなんだか嫌いなんだかわからない奇行である。

多くの現代人にとってはシンプルに「パリの象徴」なのだろうけど
そのイメージは長い間、多種多様な評価を受け続けて
たどり着いたもの、なわけですな。

この「多種多様」の中身がコロッと変わってしまう要因なんて
歴史の中で、いくらでもあったかもしれないことを考えると、
(ナチス占領時代すら通過したわけだから)
ただ「たどり着く」というよりも、「奇跡的にたまたまたどり着いた」
に近いのかもしれない。

またパリに行くことがあったら、
今度は上まで昇って、もう少し有難く見ることにしよう。

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EOS 5DMarkⅡ+ EF70-200mm f4L IS USM
 f4.5 1/1000sec ISO100
EOS 5DMarkⅡ+ EF24-105mm f4L IS USM f11 1/25sec ISO800

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