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達人は「表現」などしないのである

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ペンタックスフォーラムで井上達夫さんの写真展
「山間の風 人の風」を見た。

秩父の奥にある山間部で過疎地の生活と祭をとらえたもの。

作品を見はじめるといつの間にか井上さんが横に立ち、
さも当然のように「アーチストトーク」が始まる。

ちなみに井上さんとはきょうが初対面だったが、
まったく自然な80代のおじいさんが近所の知り合いに、
ご自分が旅先で見つけたことを
土産話のように伝えてくれているような、
なんともあったかい気持ちになってしまった。
そしてこのトークまでもが作品のような錯覚に陥る。

そして、
人生の達人は「写真表現」などという青臭いことはしない。

特別なテクニックなど使わず、というか、
最初の数秒はむしろ下手、というかヘタウマというか……
と感じたが、フィルムカメラにネガを詰めて撮影された作品は、
井上さんの感じたものを余さず封じ込め、
ひっそりとした過疎地の中の
心地よい暖かさを伝えてくるのである。

いろんな意味で、かないません。

いやー「上手くなりたい」とか下心を持っているうちは
この境地に辿り着けないのでしょう。
貴重な体験をさせてもらったような気がする。

EOS 5DMarkⅡ+ EF24〜105mm f4 IS USM  f4 1/200sec ISO200

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