« 2010年9月 | トップページ | 2010年11月 »

2010年10月

ロバート・フランク写真集「THE AMERICANS」

101030_mg_3043

ロバート・フランクの写真集「THE AMERICANS」が、
ロンドンのオークションで、約583万円で落札されたそうな。
一般的な流通で販売された写真集としては、史上最高額。

1959年に発行された「アメリカ版」の初版だそうで、
本人のサインの日付だの保存状態だの、
様々な条件がこの落札価格につながったらしい。

で、そんなこととは関係ないかのように、
この写真集の発行50周年を記念して復刻されたものを
持っている。内容はほぼ同じらしいが、こちらは日本円で
数千円である。

なんだかよくわからないが、ものすごく得した気分。
間違ってますかね? わたし?

それはともかく、たまに開くとつい見入ってしまう。

見ていると、写真作品の「絶対的な素晴らしさ」というものが信じられて、
これがある限り写真の世界は大丈夫、という気持ちになれる。

ある分野を代表するような名作とは、
そういうものなのでしょうなぁ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

稲越功一と5人の写真家展

101023_mg_3251

稲越功一さんの作品集「Ailleurs」からのピックアップと、
5人の元アシスタントの旅にまつわる作品で構成された写真展
「遠い場所2010 - 終わらない旅の軌跡」を見た。

あらためて見る稲越作品のエネルギー、すごく強く感じる。
見れば見るほど、強く感じる。

「これを見ろ」
「気づいたか?」
「考えてみろ」

強い目ヂカラの記憶が残っていることもあるのかもしれないが、
写真からそんなメッセージが突き刺さってくるような気がした。

ぐわー、かっこいい。

そういえば生前に一度だけ、お会いしたことがあったが、
それも写真展が行われているこの場所だったことを思い出した。

まぁ、こっちは結構いい具合に
緊張しながらお話させていただいたわけですが……。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

アイルトン・セナの映画

101020_mg_9942

そういえばセナの映画を見に行ったのだった。

初めて地元グランプリで優勝したときのシーンは、
テレビで昔、見たはずなのについ泣けてしまった。
ゴールした後、無線で狂ったように叫びまくって、
ウイニングランの途中で失神してしまうという壮絶さ。

この時はレース終盤に車がトラブルを起こしていて
普通なら走りきれないほどの状態だったので
「奇跡的な勝利」とも言われたわけですが。

セナは何かが取り憑いて勝たせているかのような
「奇跡の勝利」が多かった気がするなぁ。

ただ、この映画はそんなマニアが喜ぶ「レースの名シーン」は
最小限しか出てこなくて、逆にF1に興味がない人が見ても
最後に号泣してしまうような、いい人間ドキュメントになっていた。

実際、近くの席にいたカップルの女性のほうは上映前に
「セナって名前くらいしか知らな〜い」と言っていたが、後半は号泣。
この人、セナが死んだことも知らなかったのかってくらい、
最後の事故のシーンでがっつり号泣。

また見たくなってきた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

岡嶋和幸展「KURO−SHIO」

101017_mg_3080

岡嶋和幸さんの写真展「KURO−SHIO」を見た。

岡嶋さんの地元の海で撮影された波のモノクロ写真。
前回のカラー作品「潮彩」から、さらに揺るぎない岡嶋写真に向け、
ベクトルが伸びてきた感じがする。

肉眼では決して見えない波と光の瞬間をプリントに凝縮した密度感。
こういうところにも写真の価値の深さがあるのだなと
あらためて思うのでありました。

水道橋のアップフィールドギャラリーで31日まで。

そういえばこのギャラリーのすぐ近くに、
昔お世話になっていた写植屋さんがあったなぁ〜。
もちろんその会社、今はDTP屋さんになってますが…。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

暑さカムバック

101011_mg_2929

突然、夏が戻ってきたような一日。
調子に乗って海辺を歩きまわっていたら気分が悪くなってしまった。
よく考えたら昼ご飯を食べ忘れていたせいだった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

紳士とバカの境界線

101005_mg_2560

そういえば昨日は大きめのコウモリ傘を持って仕事に行ったが
結局、雨は降らずステッキ代わりにしかならなかった。

イギリス紳士かって。

そういえば昔聞いた、
ロンドンには傘をキレイに巻くプロがいるという話は本当なのか。
そして巻いてもらった傘を雨が降ってもささず、
びしょ濡れですましている紳士がいるというのも本当か?
たまたま見かけたバカだったりしないか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

コレクター魂??

101003_mg_2630

先日、オノデラユキさんの写真展で、とある写真集を買おうと
代金を支払い、倉庫から持ってきてくれるのを
待っていたら、戻ってきたギャラリーの人が
「すみません、昨日売れたのが最後の一冊でした」と。

発売から長期間経っており、ヤフオクなどで見つかっても、
プレミアがつく状態らしい………。

たまたま気が向いて買おうとしたくらいなのだが、
なぜかその「最後の一冊」に間に合わなかったことが、
とてもくやしいことのように思えて、どうにもこうにも消化しきれず
近くにあった八重洲ブックセンターに直行。
(同じものがあるわけはないのだが)

東京都写真美術館の公式カタログとして作られていた
写真集があったので、これでなんとか気持ちをおさめた。
印刷や紙の質感は買えなかった「幻の一冊」にかなわないが、
ま、値段も半分だし、解説も充実してるし、
ワタクシごときにはちょうどよかです。

今までのところ収集のために写真集を買うことはないわけですが、
もしやこういう衝動のゆく先に「コレクター魂」があるってこと…!?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年9月 | トップページ | 2010年11月 »