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2007年8月

10秒の集落にもドラマ

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富士五湖へ抜ける山道へ数年ぶりに出かけてみた。
かつてはこの道を・・・ま、ちょっと困った速度で通過することに凝っていた時期があってですな、カーブを全部暗記するほど走っていたので、たぶん200回目ぐらいのドライブなのであった。

 あ、パンですか? そっちの酵母パンがおいしいですよ〜。牛乳もありますから。

立ち寄った集落の雑貨屋で、おかみさんが喋りはじめる。

 あのね、裏の小学校、今も木造校舎なんですよ!
 写真、撮っていってくださいよー。
 今年は新入生が4人になっちゃったんですけどねぇ。
 子供も減るいっぽう・・・・。

いったいどーやって住み分けているのかわからないのだが、
似たような雑貨屋が3軒並んだ、そのうちのひとつである。
 
 

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 2年ほど前にバイパスができちゃって、
 こーんなお客さんが減るとは思いませんでしたよ。
 通りがかりのお得意さんみたいな人が
 けっこういたんですけどね。

 あーあ、みんなにここを忘れてほしくないなぁ。
 そうそう、9月30日には花火があるから見に来て下さいね。

今まで10秒かそこらで通り抜けていたこの集落にも
なんつーか、ちょっとしたドラマな時間が流れていたのである。
 
 

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校舎を撮り終えたころ、
望遠鏡やら星座カードやらをしこたま車に積んで、
天体クラブの人が星空観賞会の準備にやってきた。

たぶん、これからもここの新入生が増えることはなさそうだが、
運動場は人を拒絶しない体温で満たされていた。

 

 

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もめない竹島(最終回)

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岩場をでこぼこ歩きまわっていると
何気なくこちらをチラチラ見たりする女子ふたりがいた。

しかしどういうわけか、この島の不思議な近距離感の中では
「こんにちはおふたりはどちらからおいでですか」
などと話しかけて出会いが始まろうというほど、
旅の気分がそそられないのである。

そそられないまま、チラ見に反応せず通過してしまった。

たとえば近所の児童公園で
「どちらからいらっしゃったんですか」
などと話しかけられる出会いに気が進まないよーなもんで。

狭くて暑くて、丁度いい呑気さと守られ具合の島、愛知県蒲郡市竹島。

岐阜の実家の母は「ああ、竹島さんばしのある島ね」という。
そりゃ「竹芝桟橋」の間違いだろ。しかも東京である。

子供の頃よく飲んだソーダを買って、脱力しつつ家に帰った。

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もめない竹島(その2)

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神社の中は
じわじわ照りつける太陽から守られていて
島の外側を囲む岩場とは完全に違う空気が流れていた。
まるきし、違うふたつの島がダブって存在している。

 

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よく見ると、
狭い境内の中には小さな神社が4つも5つもあった。
 
彦麻呂だったら「神様の宝石箱やぁ!」と叫ぶだろう。
ジャパネットなら「もう一つおつけします!」と言うだろう。

神社同士、半径10メートル内でにらみ合いである。

 

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とか何とかいいながら
貧乏性丸出しでひととおり拝んでしまった。
こういう奴のところに
そうやすやすとシアワセは訪れんでしょうか。

 

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