わな

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代官山の蔦屋書店に行ってみた。
写真と車の好きなおっさんにはきわめて危険な空間だ。
駐車場やスタバなども併設でいたれりつくせりな感じ。

1978年に没した当時最速(たぶん)のF1ドライバー、
ロニー・ピーターソンの本を買いそうになったが、
5000円だし全文英語だしでなんとか踏みとどまり
「モーターファン・イラストレイテッド」のニュルブルクリンク特集を購入。

店内の大型テレビではポルシェやフェラーリが爆走する
ヨーロッパのヒルクライムなど、日本で見たことがないような
モータースポーツ映像を上映中・・・・。

ここの客は皆、魔窟の誘惑にどこまで耐えられるかを
試されているのである。

写真集コーナーにMassimo Vitaliの写真集が
平積みになってるのにコーフンしたり、
なんで蒼穹社の本だけでコーナーができてるのかと
疑問を募らせたりしていたら2時間以上も経ってしまい
駐車料金が買った本と同じくらいになっていた。

EOS 5DMarkⅡ+ EF24-105mm f4L IS USM  f16 1/160sec ISO100

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東京タワー

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正月、初めて近くでスカイツリーを見たけど、
何百回も見たことがあって、見飽きているはずの
東京タワーのほうが「東京のアイコン」としての
スター性が強いように思える。
今のところ僕はこっちの方が好きだなぁ。

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被災9か月後の気仙沼にて

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一週間ほど前、気仙沼に行ってきた。陸前高田にも。

ちょうどクリスマスで、
サンタの格好をしたボランティアの若者達が
オープンした復興商店街のイベントを盛り上げていた。

元気ですねと言うと「カラ元気だよ」と言って
静かに笑った仮設居酒屋の主人

家族を3人亡くしたおっちゃんが
無事だった古い看板を掲げて娘と再開した仮設美容院

知っている限りの裏道を駆使し、
命からがら津波から逃げ切ったタクシーの運転手さん
そして彼の後ろをついて行ったおかげで
4人の一般ドライバーが命拾いした

亡き娘の成人式の傷んだ写真を
親から頼みの綱のように依頼され、
納得いくまで何度も何度も修正した写真館の人

地盤沈下で毎日あふれる海水

復興計画が固まるまで流された信号機は再設置できない

一度は行かなくてはと思っていたところ、
たまたまの機会で家族に便乗した形だったが
それだけでも多くのことが目と耳に入ってくる。

僕のような非力なおっさんにできることは
それほど多くはないのだけど、
いま日本で暮らしている人間として、
この現場の空気を吸って、人と会って
何かを食べることはすごく重要なことだったように思う。

そして今後、継続的にそれを思い続けていくことも。

今夜、紅白歌合戦を見ている時も
明日、正月の餅を食べている時も、
「この町は、こんなふうにあり続けている」ということが
忘れようもない立体的な思いとして
頭の中に残っていくだろう。

きっと1年後の年末年始も3年後も、そうでなくてはいけない。

少なくとも気仙沼市街までは交通機関も問題ないし
復興屋台村復興商店街があるので
食事などに困ることもない。
またどこかのタイミングでお邪魔させて頂きたいと思っている。

EOS 5DMarkⅡ+ EF24-105mm f4L IS USM  f8 1/125sec ISO200

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移動しない旅

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いつの間にか1週間たってしまいましたが、
お陰様で写真展が無事終了しました。

ご来場下さいました皆様(そして応援して下さった皆様)に
心より御礼申し上げます。

また、会場ではお一人お一人に充分なご対応もできず、
本当に申しわけありませんでした(ただいま大反省中)。

これに懲りず、今後もおつき合い頂ければ幸いです。
宜しくお願い申し上げます。

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会期中はほとんどギャラリーにいたのだが
有り難いことに一人きりになる時間はほとんどなく、
次から次へとお客さんが来てくれた。

飛行機乗りの話をする人
熱心に沖縄のことをきく人
撮影場所や撮り方を質問する人
10年振りに会う知り合いや、古い友人
テーブルの菓子を目当てに来た知らない老人
仲良くしてくれている写真家さん達
CAPA時代からのカメラ誌編集者仲間
カメラメーカー各社のみなさん

自分は部屋の中でじっとしているだけなのに、
まるで何かのロードムービーか、
「ビッグフィッシュ」のラストシーンを見ていたような気分だ。

これはとても贅沢な「移動しない旅」かもしれないと思った。

そんな経験をさせてくれたことに感謝しています。
次はもっと楽しんでもらえるようにがんばろう。


EOS 5DMarkⅡ+ EF70-200mm f4L IS USM + 1.4x  f5.6 1/15sec ISO1600



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作り手の心

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父親の命日で実家に帰ってきた。

お経をあげてくれたお坊さんは建築設計士でもあるという方で
近所にある、土門拳さんの写真集にも収録された有名な寺の
本堂が焼失した際、その再建にかかわったという。

この時、建設会社の経営が危うくなったのだが、
真っ先に、その会社が集めていた個人の集団である宮大工や仏師らに
収入の保証について説明、あるいは資金を回転させるアイデアを出し、
職を失う不安をなくして、彼ら本来の力で
全力を注げるよう奔走したそうだ。

貴重な建築物の再建は、工業製品を作るのとは違い
個人のモチベーションや集中力が大きく影響する世界だと思う。

昔から知ってる「いつものお坊さん」なのだけど、
芸術家ともいえるこれら作り手の心を深く理解して、
素早く実行に移したこの人の目線や行動力に
「僧侶」と「建築設計士」のそれぞれを越えた力強さを感じた。

EOS 5DMarkⅡ+ EF24-105mm f4L IS USM  f4 1/160sec ISO100

 

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写真展やります 11月29日(火)〜12月4日(日)

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11月29日(火)から12月4日(日)まで、写真展を開催します。
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加藤俊樹写真展
「Holy light  Daily sight」
2011.11/29(火)~12/4(日)
12時〜19時(最終日〜16時)

ルーニィ・247 フォトグラフィー
東京都新宿区四谷4-11みすずビル1F【MAP】

東京メトロ丸ノ内線 四谷三丁目駅から
新宿御苑方面に進み、JALシティを過ぎて
最初の角を右折後約50m 徒歩約5分

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沖縄やハワイに惹きつけられ、何度も訪れる中で、

いくつもの「聖域」とよばれる場所に足を運びました。

そこで感じられるのは、
神聖な世界との繋がりを思わせる美しい光と、

特別な空気の肌触りです。

 

いっぽう日常生活の中、ビルに囲まれた街や海辺のカフェで

不思議に神々しい光景と出会うことがあります。

これらも時として奇跡的に美しく、心地よいものに感じます。

 

どれが「本物」なのか「神聖」か、

などという違いはたぶんないのだと思いますが

もしかしたらその共通項の中に、

信仰の意味や起源に繋がるヒントが

隠れているのかもしれません。

 

そんなことを意識し始めると、自分のいる世の中が、

思っているよりもずいぶん救われた世界のように見えてきます。

この幸せな感覚を、多くの方と共有できれば嬉しく思います。

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【おもな撮影地】

沖縄:久高島 斎場御嶽 カフェ「浜辺の茶屋」他  
ハワイ島:ボルケーノ カパアフ

葉山 横浜 東名高速のどこか 銀座の路地 出雲崎 
川崎のショッピングモール 富士山麓のどこか など


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なんだかいろいろ忙しい

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なんだか仕事も仕事じゃないことも忙しくなってきた。
秋頃にはどうなっていることやら。

きょうは久々に葉山へ。
世の中は海水浴シーズンになっていた。
駐車場もシーズン価格にはね上がっていた。
暑いわけだ。

EOS 5DMarkⅡ+ EF24-105mm f4L IS USM  f8 1/80sec ISO200

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千年単位の生命

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大三島の大山祇(おおやまずみ)神社には、
樹齢2千年とも3千年ともいわれる椎の木がいくつも立っている。

千年単位で生きるとはどんな感覚なのだろう。

昔読んだ「ゾウの時間、ネズミの時間」という本には、
生物の生涯心拍数はほぼ同じで、体重の重い大きな生き物ほど、
ゆっくりした心拍サイクルと時間の中で生きており、長寿である、
というような説がうたわれていた。

動物ではないが、長寿がゆっくりした時間の結果だとすれば、
2000年以上も生きている椎の木が感じる時間は
どれほど遅いのかわからないくらいになっているはずだ。

感情の変化などにも時間がかかりすぎて、
短命な人間はこれに気づく前に世代が代わってしまい
そういうことが発見されないままなのかもしれない。

人間の一生など「ちらっと現れてぱっと消える」くらいの
小さな時間だろうなぁ。

せめて今が彼らの平穏な「瞬間」であることを願いたい。

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EOS 5DMarkⅡ+ EF70〜200mm f4L IS USM  f6.3 1/30sec ISO200
EOS 5DMarkⅡ+ EF70〜200mm f4L IS USM
  f11 1/40sec ISO200

 

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船の町

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黄砂の瀬戸内海に浮かぶ船の町。
どうやら町内で一番高いビルより、造っている船の方が大きい。


EOS 5DMarkⅡ+ EF70〜200mm f4L IS USM  f8 1/500sec ISO200


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しまなみ街道を行く

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尾道からしまなみ海道を渡り、向島、因島、生口島、大三島、大島へ。
これらの島から眺めると、瀬戸内海には岩場と言ってもいいような
小さな無人島が多い。

いま気づいたようなフリして実は広島に住んでいたこともあるのだが、
こうやって島を渡り歩くと、やけに実感がわく。

江戸時代以前には、この複雑な地形と潮の流れを熟知した海賊衆が、
九州方面と関西を行き来する海運に大きな影響力を持っていたという。

「大自然」というよりは、人の営みの歴史と一体となって彩られた海、
ということでしょうか?

小さなところで言えば、尾道あたりの渡船に乗ってみると、
完全に生活と一体化してるのを感じるもんなぁ・・・・深いなぁ。

EOS 5DMarkⅡ+ EF70〜200mm f4L IS USM  f6.3 1/25sec ISO200

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